読谷村
今回ご紹介したいのは、こちら読谷村。
皆さん、一発で読めましたか?
『読谷村=よみたんそん』と読みます。
「谷」を「たん」と読むのですね。これまた難しい~!
読谷村は、沖縄本島の中部、西海岸に位置する村です。
ここの砂丘には貝塚時代の遺跡が多くあり、1978年には国の史跡として指定されています。
2013年12月末時点での総人口数は40,677人。
なんとこれは、日本に数ある村の中で一番人口が多いことになります!
そんなわけで、2013年12月31日夕方からは祝賀式典が開催されました。
夜にはカウントダウンコンサートも開かれ、0時ちょうどに大きな花火が夜空を彩り、日本一人口の多い村を祝いました。
役場では、元旦~7日までアドバルーンをあげて、村全体で日本一を喜びました。
また、1月24日には『日本一人口の多い村 読谷村村』オリジナル切手フレームが販売されたそうです。
50円切手×10枚が1シートとなっており、価格は900円。
読谷郵便局・喜名郵便局・伊良郵便局の3つの郵便局でしか販売されていないようなので、切手収集家の方にとっては超レアなものかもしれませんね。切手をゲットするために沖縄旅行に行くという方も現れたりして…。
では今回も、旅に出る前に読谷村の地名の勉強をしておきましょう!
・座喜味(ざきみ)
これはなんとか読めるかも…?
ここには座喜味城という城(ぐすく)があります。
戦前には日本軍の砲台、戦後には米軍のレーダー基地が置かれていました。
現在は国の史跡として認定され、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
場内では演劇などがおこなわれたりと利用方法は様々。高台からは近くの諸島も見えます。
また、座喜味には、春季にプロ野球の中日ドラゴンの2軍選手たちがキャンプする≪読谷平和の森球場≫もあります。
・宇座(うざ)
これも、上の「ざきみ」が読めたら問題なく読めるかもしれませんね。
こちらには、≪残波(ざんば)岬灯台≫というものがあり、晴れていればそこから粟国島・佐渡島・久米島などを見ることができます。
・波平(なみひら)
なみへいではなく「なみひら」です。
読谷村で地図を広げて、波平を指さしながら“なみへい”と読んでしまうと、ちょっと恥ずかしい思いをするかもしれません(笑)。
必ず、事前に覚えておきましょう!
・牧原(まきばる)
こちらも、まきはらではなくて「まきばる」です。
簡単な漢字なのに、読み方が難しい(>_<)
この辺りに住んでいる牧原さんは、「まきはらさん」?「まきばるさん」?
小さなことだけど、なんだか気になる(笑)。
・渡慶次(とけし)
これは難しい。
そしてなんと、苗字に使われている名前なのだそうです。
渡慶次さんに初めて会って名刺をもらった時なんかに、「これ何て読むんですか?」と聞かずに
初めからスマートに「とけしさん」と読めるとカッコいいですし、相手からも喜ばれるんじゃないでしょうか♪
このように読谷村には、簡単な漢字なのに読むのが難しい地名が多いので、気を付けてくださいね(^_^)/